
【病院の特色】
横浜市南西部地域中核病院として位置づけられ、病床数510床、28診療科を有する病院です。救命救急センターが機能しており、三次救急も受け入れています。
【診療科概要】
平成29年度の整形外科平均在院患者数は43.9人で、戸塚、泉、藤沢からの紹介患者が多く、脊椎の治療は、手術目的に紹介された方でも、希望に応じ神経根ブロックや硬膜外ブロックなどの保存療法を積極的に行っています。人工関節や脊椎手術にはクリティカルパスを用いています。また骨軟部腫瘍患者の紹介も受け入れており、患肢温存手術や化学療法・放射線療法も行っています。今後も医局の西横浜地区の基幹病院として力を合わせて頑張っていきます。
●対象症状
腰痛、関節痛、手足のしびれ・痛み、骨折・捻挫などの外傷
●対象疾患
変形性股関節症・膝関節症、関節リウマチ、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頚椎症、骨折、捻挫、骨軟部腫瘍など
【主な手術内容及び件数】
平成29年度の手術件数は914件でした。三次救急病院であり、骨折の急性期手術が約285件ありました。他に脊椎が201、人工膝関節が58、人工股関節が35、骨軟部腫瘍66(うち悪性9)でした。
【診療体制】
8名体制で診療しています。手術日は月木金で、緊急手術は毎日対応できるようにしており、医師1人あたり月3回程度の休日または夜間勤務を行っています。救急は救急車以外で来られた患者への対応が中心で、救急車で搬送された患者は救急科が中心となって対応し、整形外科は専門的なところを担当するという体制になっています。
【学会・講演活動】
近隣の医療機関との連携としては、年3回、横浜西部骨粗鬆症ネットワークとして院内講演を非常勤で骨粗鬆症外来を担当している小林明裕医師(H24)が主に企画して行っています。
また昭和57年から行われている西横浜整形外科症例検討会を近隣の病院と年5回、その講演会を年2回行っており、活発な討論を行っております。