
神奈川県立こども医療センターは小児専門病院として国内最大級の診療圏を有し、神奈川県の小児人口120万児、横浜市の小児人口50万児に対して、他科医師、看護師、検査技師など、大学病院や地域基幹病院などにはない小児治療に特化した、国内標準以上の小児整形外科治療を提供しています。
また、当院は小中学校を有し、肢体不自由児施設も併設していますので、長期療養を要する場合には併設された学校に通いながら、リハビリテーションや手術を含めた総合的な治療を行うことができる数少ない病院のひとつとして、ご家族の方に大変喜ばれています。
これまでも定評のある内反足治療、ペルテス治療に加え、近年は小児脊椎疾患に関して全国有数の手術件数となっています。特に、脳性麻痺のような神経筋性疾患や染色体異常、精神発達遅滞といった障がいのある子ども達の側弯症手術やダウン症に伴う環軸椎不安定に対する手術を積極的に行っております。今後も、これまでに蓄積された豊富な経験をもとに、脊椎疾患をもつ障がいのある子ども達の未来の力になれるよう努力してまいります。
下記サイトに2013年以降の手術内容と件数が掲示されています。
内反足手術、側彎症手術数は国内有数の施設です。また、一般病院では対応困難な稀少小児整形外科疾患に対応しております。一方、病院の性格上、一般小児外傷の受け入れは困難です。
当センターは予約制となっております。また、当センターのフォーマットの紹介状(診療情報提供書)が必要となっております。治療・手術をご希望の方はホームページ(http://kcmc.jp/SeikeiHP/index.html)より紹介状雛形をダウンロードの上、かかりつけ医より紹介状を書いていただき、当センター地域医療連携室へ郵送してください。お手紙又はお電話で、保護者の方に診察日(初診日)をお知らせします。
【紹介状郵送先・お問い合わせ先】
神奈川県立こども医療センター 地域医療連携室
〒232-8555 神奈川県横浜市南区六ッ川 2-138-4
Tel. 045-711-2351(内線3126) / Fax. 045-710-1933
骨肉腫疑い等、早急な相談が必要な場合は、まずは当科部長宛に直接お電話を下さい。一般外傷の受け入れは困難ですが、当院他科で綿密な管理をされており、当センターでの治療が望ましい特別な疾患をお持ちの患児に関しては受け入れております。