~横浜掖済会病院~

2012-10-17 Administrator

こんにちは、横浜掖済会病院整形外科の藤巻と申します。今回当科の様子を簡単にレポートさせていただきます。

 

横浜掖済会病院は横浜市中区(関内駅の近く)に位置する157床の比較的コンパクトな病院です。

整形外科は今年4月から私と、私と同期の國谷先生(二人とも社会人大学院生として臨床業務の他に大学での研究もしています)が着任し岩村副院長以下5名で勤務しております。

岩村 祐一先生(昭和60年卒)

稲坂 理樹(昭和63年卒)

安部 聡弥(平成2年卒)

國谷 洋(平成17年卒)

藤巻 洋(平成17年卒)

 

すぐ近くに市民総合医療センターやみなと赤十字病院などの大病院があり、外傷などの急患は比較的少ない病院です。しかし近隣開業医の先生方との連携が強く、当院での病診連携の会などでは近隣で整形外科以外のクリニックを開業されている先生方にもご参加をいただいています。そのため、慢性疾患の患者さんが多く紹介受診されます。

診療の特徴としては、脊椎外科を得意とする岩村先生、膝関節を中心に関節外科を得意とする稲坂先生、日本リウマチ学会専門医の資格も持っている安部先生のもと、若手である國谷先生と私が日々勉強させていただいています。最近は國谷先生が脊椎疾患をメインに担当、私が関節疾患をメインに担当、と何となくですが専門を意識した分担ができてきているように感じます。当院に赴任する際には整形外科医としての基礎的な知識・技術が身についていることが要求されますが、それに加え自分の専門性がある程度決まっている方がスキルアップにつながりやすいと思います。

急患は少ないのですが、年間手術件数は450件程度になっており日中特に手術日(月・木)はかなり密度の濃い仕事内容となっています。

以下、私の場合の週間スケジュールを記載してみます。

月曜日…午前中は外来。外来は毎日2診体制で行っていますが予約外の患者さんも多く来院されます。午後は外来が終わり次第手術に入ります。

火曜日…午前中は病棟回診当番として全患者を診て回ります。回診が終わると午後の検査入院の患者さんの診察を國谷先生と手分けして行います。午後は脊髄造影検査、神経根ブロック、関節造影検査など(毎週4-7件程度)があります。最近はルーチン検査として脊髄造影検査を行わない病院もあるので、貴重な研修の機会でもあります。

水曜日…朝は週1回の整形外科カンファレンスがあります。整形外科医の他、看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーなどが参加し病棟の全患者さん一人一人について病状、リハビリ進行状況、退院調整などについて検討を行います。カンファレンスが終わったあとは病棟の仕事が終わり次第、大学へ向かい研究日とさせていただいています。

木曜日…朝から夕方まで手術を行います。人工関節や関節鏡などの手術を多く経験できています。

金曜日…午前中は外来。月曜日は午後の手術に間に合うように外来予約を少なめに調整すると、金曜日の外来は非常に多くなり14時~15時近くまでかかってしまうこともしばしばあります。外来が終わると少し余裕ができ、病棟の担当患者さんを詳しく診察したり、翌週以降の手術の術前計画を確認したりなど比較的自由にできます。

 

当院の特徴として病院の規模があまり大きくなく医師も全科併せても20名程度と少ないことが挙げられます。そのため科の垣根が低く医局でも病棟でも非常にアットホームな雰囲気が印象的です。繁華街も近いので、仕事が終わったあとは充実したアフターファイブを過ごすことも可能です。整形外科では日中は皆が忙しく立ち回っているため医局で机に向かったり上司とゆっくり相談したりという時間はほとんどありませんが、夕方以降は手術や診察の予習復習でも自分の研究でもプライベートでも自由にできることが多いので、メリハリのついた生活をおくれる病院だと思います。