2007 ORS, AAOS

海外渡航記2007 ORS, AAOSに参加して

H9年卒 講師 小林 直実
2007年2月にアメリカ、サンディエゴで開催されたOrthopaedic Research Society(ORS)およびAmerican Academy of Orthopaedic Surgeons(AAOS)に参加しました。斎藤教授をはじめ、大学院生を中心に多くの医局員が参加しました。ORSにおいて12演題、AAOSにおいて1演題と近年まれにみる数多くの演題が採用され、非常にすばらしいことと思います。ORSは日本における整形外科学会基礎にあたり、かなりマニアックな基礎的研究を中心とした学会です。ポスター発表においても興味のあるドクターが盛んに質問をする光景をみかけ、日本におけるポスター発表とは趣を異にします。一方、AAOSは整形外科学会総会にあたり、より臨床的で、規模も大きく、多くの臨床家たちが参加します。今回AAOSで口演発表をする機会を得ましたが、会場も大きく、非常に緊張したのが思い出されます。どちらの学会においても共通して言えることは、発表者は非常に堂々としており(それが若いテクニシャンや学生であったとしても)、自分の発表に自信と確信をもっているということです。英語が多少おぼつかなくてもこちらが自信をもって説明する限り、相手には伝わる(であろう)と感じました。

サンディエゴはメキシコ国境にも程近く、非常に温暖で快適な町でした。同じ西海岸のサンフランシスコなどと比べると規模は小さいですが、その分のんびりと、時間はより、ゆっくりとしていたように思います。近隣にはアメリカでも屈指の別荘地であるラ・ホヤという町があり、アメリカの裕福層のレベルを垣間見ました。魚介類はさすがに新鮮でおいしく、特にウニは日本でもなかなか食べられないような身のしっかりしたおいしいものでした。メキシコ特産のテキーラも手頃な値段で、発表後に飲む一杯は格別でした。
ORSの最終日にはアメリカ留学中の先生方やクリーブランドクリニックのDr Bauerらとともに会食を行いました。留学中の先生はみなそれぞれの研究に励んでおられ、充実したアメリカ生活を送られているようでした。このように留学中の先生方とお話し、情報を交換できることは海外学会に参加するひとつの楽しみでもあります。

来年はサンフランシスコでORS,AAOSが開催されるようです。1年の研究の集大成として、今後も積極的に参加していきたいと考えています。