県立足柄上病院

【病院の特色】

神奈川県立足柄上病院は神奈川県西部の中核病院として高度専門医療・救急専門医療・災害医療など地域特性に対応した医療を提供しています。各地で起こる災害にはDMATが要請に応じて出動しています。病床数は296床で第二次救急指定病院、災害拠点病院、臨床研修病院等の指定を受けており、地域特性に対応した医療を提供しております。


【診療科概要】

当科の特徴として、横浜からかなり遠い印象がありますが、アクセスは良く、症例も豊富にありアットホームな雰囲気という点にあります。診療では牧田院長は主にTHAを執刀し、瀧上部長は主に上肢疾患を、篠原医長は膝疾患(TKA<ナビゲーションシステム>,UKA, HTO等)を、中村医長は主に脊椎疾患を、近藤医師・堺医師・名取医師は外傷をはじめ全ての疾患に積極的に診療しております。地域柄高齢な患者さんが多いため頚部骨折、その他四肢の骨折は多く、また登山やキャンプ、ゴルフ等による外傷も多くあり症例は豊富です。毎日のカンファレンスで撮影した画像をチェックし、週1回全体回診を行い、治療方針について話し合い、皆のレベルアップにつながっております。


【主な手術内容及び件数】

手術件数も年々増えており昨年度(H29年度)は658件でした(H28年度は536件)。診療の特徴としては、股関節を専門とする牧田部長のもと、THAをはじめとする人工関節の手術を多くなっている点が挙げられます。特にTHAに関してはtrans trochanteric approachによるcement THAを採用しており、同方法のTHAとしては国内でも有数の症例数を誇っています。cementless THAが主流となりつつある今日、牧田先生のフランス仕込みのTHAを直に学べるのは大変貴重な経験です。

患者層の特徴としては、農業従事者が多い・高齢者が多い、という点が挙げられます。そのため変形の著しい脊椎疾患症例が多く、instrumentationを含めた脊椎手術を多く施行しています。また高齢者の骨折症例も多く、全体的にみると変性疾患と外傷のバランスが取れていて、かつ症例数も比較的豊富と言えると思います。


【診療体制】

7名体制で診療を行っています。外来は予約制ですが、平日は当番の医師が新患患者や予約外患者に対応していますので、紹介患者は随時受け入れ可能です。また通常の外来時間以外でもご連絡いただければ可能な限り対応したいと思っています。