被災地支援報告 3 ~岩手県立高田病院より~

2012-06-11 Administrator
先週金曜日で高田病院での診療が終わり横浜に帰ってまいりました。今回の1週間という期間は非常に短く被災地の現状の極々ほんの一部を垣間見たにすぎませんでしたし、どれだけお役にたてたかはなはだ疑問ですが、私にとっては非常に有意義な1週間でした。

現在高田病院は慢性的な医者不足であり、整形外科においては毎日60人から多い日では90人以上の患者が来院され、去年7月の仮設診療所開設以来患者数は毎月増加しているとのことでした。9月までは関東四国から月曜日から金曜日まで、近畿地方からは火曜日から木曜日まで応援の医師が来ることになっていますが、10月以降はまだ未定とのことでした。今週近畿地方から応援にいらした先生は岩手出身で、今年の夏休みを返上する形で応援にいらしていましたが、個人の力のみで解決するような問題ではないと感じました。当医局で組織的にお手伝いができれば…と強く感じ、また今現在の状況を皆様にご報告できる機会を得られればと感じます。

 最後に今回お世話になりました院長先生および高田病院の方々、医局からの派遣を許可していただいた齋藤教授、小林医局長、1週間病院をあけることを許可していただいた汐見台病院鈴木部長に御礼申し上げます。

                                                手塚太郎

左から被災した病院を案内していただいた島貫先生、外来の看護師さん、大阪から応援にいらした大澤先生、院長先生、私、外来の看護師さん

7万本の防砂林の中で唯一残った1本松、復興の象徴です

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以上、1週間医療支援として当医局より派遣された手塚先生からの報告でした。

手塚先生、本当にお疲れ様でした。

いまだ旧病院の建物内は全く手つかずな状態であることに愕然とさせられました。まだまだ困難はあると思いますが、しかしながら、医療の面でも着実に前進しているのだと思います。今後の少しでも早い復興を祈りたいと思います。